スタッフの発案で、手に入れた釘のサンプルを作っています。今回のものはVer.2になります。
というのは、ぼくがすぐに手持ちの釘の種類を忘れてしまうからです。釘にもそれぞれ名前がついています。例えば、また釘・なみ釘・シングル釘・ボード釘・小びょう・太鼓びょう…。
で、ぼくはこの名前も忘れているわけで、「あの頭が平らでつるっとしたやつ」などと言うのですが、なかなかすっと出てきません。それならということで、手持ちの釘をすべて並べて打つことになりました。しかし、一本だけ打っても、実際の手ざわりとしてはピンとこないのです。何本か並べてさわることで、釘の用い方のイメージが浮かんできます。
というわけで、できあがってきたのは「手ざわりの遊園地」と言えるようなものになりました。「あれ!! こんな使い方もできそうだ」と1人でブツブツつぶやきながら感動しています。
まずは、このサンプルにさわってから作品を鑑賞してもらうのがいいかもしれません。