まちの雰囲気を知ってもらうための詳しすぎる道案内

アトリエみつしま正面入口
アトリエみつしま正面入口

 アトリエみつしまのウェブサイトに、言葉による道案内を書きました。なるべく簡略化して書いたら何か物足りなくなってこのブログを書くことになってしまいました。

 「1人でまちを歩く時は、どのようにしているのですか」と尋ねられることがよくあります。何度か行ったカフェなどでは、独力でトイレの場所を覚えて行き来ができるようになると、そのお店を攻略した気分になってうれしいです。

 そんな時は、頭の中に間取り図が出来上がっています。どんな情報がぼくの頭の中に出来上がっているのかをこの道案内で紹介してみます。読み物としてご覧ください。

<大徳寺前バス停からアトリエまで>

北大路駅方面から市バスに乗って、3つ目の大徳寺前で下車。
バス停は北大路通の南側になります。 
ちょうどバス停のところに京都銀行のATMがあります。

バスの進行方向とは逆向きの東方向へ向かいます。 
約40mで初めての音響式信号機が北大路大宮の交差点です。 
「ピヨピヨ」のサインに従って、左、つまり北側へ渡ります。 
横断歩道を渡り終えたところが、セブンイレブンの入口の左側になります。右に5mほどずれて大宮通を北に進みます。
ここは、セブンイレブンの点字ブロックと横断歩道に向かう点字ブロックが集まってきていたり、駐車場があったりして複雑です。

商店街の細い歩道を30mほど進みます。
1筋目までに食堂などがあり、放置自転車に注意。
1筋目の信号なしの道を渡ります。 そのまま北へ。 
ここは段差のカットがシャープですが、車道に対する歩道の角度が90°より大きく100°ぐらいなので、少し内側に向かって渡ります。 渡り終えたところには駐車場があるので、入りこまないように気をつけます。 
左手に薬局。向かい側には、鶏肉のお店があります。
20mぐらい進むとぼくが見つけたパワースポットがあります。住宅側を歩くと5mmぐらいの段差があり、そこに差し掛かると頭の上で何やらモゾモゾ感じます。どうやら大きな街路樹の葉っぱが歩道を覆っているのが原因のようです。怖がらずそのまま進んでください。

さらに60mほど進むと「若菜通」です。左に曲がります。

曲がる手前にはコインランドリーがあり、営業中なら洗剤のにおいがしたり、ラジオの音が聞こえています。
曲がり角には放課後デイサービスの「そらいろチルドレン」があり、営業中だと入口に大きなゴリラのぬいぐるみがあるそうですが、まださわったことはありません。

左に曲がって西に30mほど進むと西陣織のなつかしい音が聞こえてきます。そのあたりに南北の通りがありますが、その通りを越えて50mほど行くと左側に駐車場の抜けた感じがします。道路を挟んで右前方15歩ぐらいがアトリエみつしまの入口です。

入口の右手には郵便ポストとインターホンがあります。 
左手には板の看板があり「アトリエみつしま」と少し大きめの点字で書かれています。建物の壁はタイル貼りです
アトリエを行き過ぎると、大徳寺通りに出てしまいますが、右手の角には「カフェ・ドゥ・モン」というカフェがあります。 

アトリエの入口には不規則な階段が3段あり、ガラスの開き戸がありますが、営業中は空けています。
さらに10歩ほど進むと、中扉のわずかな段差があり、それを越えた左側がギャラリーの入口です。