なんとかオープン

オープン前の「アトリエみつしま Sawa-Tadori」
オープン前の「アトリエみつしま Sawa-Tadori」
 可動壁の納品は間に合うだろうか。照明器具は何台必要か。額に入ってない絵はどのように展示すればよいか。動画はいつ撮るか。換気は大丈夫か。

 さまざまな難題をクリアして、8月18日の「光島貴之展 ─ side A」のオープンになんとか間に合いそう、というところまでこぎつけました。あとは、暑い夏とコロナへの不安をはねのけて足を運んでくれる人がいることを願うばかりです。

 今回 art space co-jin のご協力で、ぼくの作品のデジタルアーカイブ作成も同時に進めてもらっています。そのおかげで、忘れ去られていた作品も、鍼灸院の2階で発掘することができました。ぼく自身がとてもなつかしいと感じる作品なのです。
 
 埼玉県立近代美術館での展覧会に出品したあと行方不明になっていた、『ねじれ』という作品も見つかりました。いくら探しても見つからなかったので、きっと誰かに売ったんやろうなぁと諦めていました。それがなんと、他の絵と重ねてちゃんと保管されていたのです。この作品も今回出品します。

 絵をはじめた頃に結構いきがって描いていた『これは点字ではない』や、オイルクレパスに苦労していた『夢のワルツ』、メディウムを使用した『雨音を聴くII』などもご覧いただけます。

 今回、展覧会のキュレーションをしてくれた溝上さん。全体の展示方法を考えてくれたたけうちさん。新しい販売グッズとして「点字キーホルダー」を開発してくれた高内さん。ありがとうございました。